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1年半で利益9億増!北海道老舗菓子メーカー組織の言葉を変える研修受講後から急成長〜責任の擦り合いばかりだった組織が、曖昧な会話が減り、数字に強い組織に変化〜

2021.08.02 Mon

「言葉が変われば人生が変わる」をコンセプトに
コミュニケーションコンサル事業を運営する株式会社MoonGate(所在地:東京都港区/代表取締役:竹本アイラ)は
北海道にある、老舗菓子メーカーが抱える、セクショナリズムの壁を超え、全社一丸となって利益を上げるという課題に対し
マネージメント研修を実施いたしました。

その後、責任の擦り合いばかりだった組織が、曖昧な会話が減り、数字に強い組織に変化したことで、1年半で利益9億円増を達成することができました。

IMG_8579.JPG

■研修先概要

業界:菓子メーカー
社員数:780人
売上規模:180億

■当時抱えていた組織の課題:セクショナリズム 利益率の低さ

開発部・購買部・製造部・営業部の連携が取れておらず

売れなかったり利益が出ない場合、常に他部署のせいにしていました。

「残業して営業部から頼まれた販売個数を造ったのにこんなに売れ残った」

「開発部、もっと売れる商品をマーケティングして欲しい」

「製造原価がかかり過ぎる、購買部もっとコストを考えてくれないと困る」など

責任の擦り合いの会話が続いていました。

そこで株式会社MoonGateのコンサルタントが

それぞれの部署の幹部を集め毎月1回のマネージメント研修が行われる事となりました。

■研修で取り組んだ事

①意思決定者の明確化 

同じ階級同士、誰が何の意思決定をするかが曖昧だったため最終決定まで時間がかかっていた。

商品の最終決定は開発部の部長

販売個数の決定は営業部の部長など

それぞれの意思決定者を明確にしたことで会議の生産性が上がり

責任の所在も明確になった。

②共通言語のルール化

「この案いいと思います」

「やった方がいいんじゃないでしょうか?」など

曖昧な会話を一切禁止とし

誰がいつまでに何をするのかを会議で決定し発表するようにしました。

③事実と解釈の区別

「恐らく、コロナで減っています」

「確か、例年より少なかったと思います」

このような解釈をベースにした会話をやめ

事実データに基づいた会話を徹底した事で数値を正しく捉える社員が増えました。

■誰もメスを入れられなかった原材料費の見直しで利益9億円増

原材料の取引先データーを一覧化したところ

明らかに1社だけ取引額が著しく多い企業があった。

利益率を圧迫していた原因だと、誰もが気づいていたにも関わらず

初代社長の頃から長年に渡って取引をしているため

誰もメスを入れられずにいました。

しかし、事実データを元に購買部の責任者が社長に値段交渉と2社購買を提案し

見事、値下げ交渉と他社との取引に成功。

高騰し続けて誰もが諦めていた原材料費が大幅に下がったため

利益が9億円増えることとなりました。

■株式会社MoonGateのマネージメントコーチングとは

「ビジネスで成果を手に入れるためのプロジェクト遂行の会話手順」のことです。

人がどう話し、どう聞くのかのコミュニケーションスタイルを変えることによって

問題と新たな関係を築き、組織に変革をもたらし、望む成果を達成へと導きます。

マネージメントコーチングを導入すると、マネージャー層の社内での発言に変化が起こります。

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